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シケで餌だけは魚よりも余っている船長と、シケで延期ばかりで釣部の会費が魚よりも余っている猫髭船長と、連日の丁丁発止。皆様御存知のように、船長はちょっと風が吹くと中止で、部員から、船長が商売ッ気がないのはわかってるけど船酔いすんのか?と心配されるほど、「風吹くと桶屋が儲かる」、じゃなくて「風吹くと鮎丸出ない」が、小坪の諺になるくらい、及び腰では日本一なので、釣りたくて目玉▼▼になってるわしらと、出ない、出せの押し問答が延々続き、とりあえず港に集まるから、出せれば出してよと懇願して、でも、出せなかったら出せないものは出せませんからと、及び腰の癖に変なところで強気な船長と、どっちが船長だと(こっちは行ったら無理やり出させようと船長の首にかけるロープまで用意している)、気象庁の波浪情報と強風情報にらめっこして、前日16:30に波浪注意報解除、やったあ!、あとは強風解除を待つだけで、とにかく出させてしまえばこっちのものと、南無八幡大菩薩荒東風よやみたまえと、鎌倉のJAZZバー「IZA」で酒ゴリを浴びるように浴びながら、その気合が通じたか、今朝は霞みもせずに富士山、江ノ島、大島とハッキリクッキリ見えて、ほとんど無風、ヨッシャー!と出船1時間前に待機して全員釣る気満々戦闘状態で、さすがに、ここまで天気も客も気合が入っていると、出さないわけにも行かず、船長も船を出そうとして、氷が無い!ありゃま。どうせ鮎丸は出ないだろうと、漁協の鍵掛けて担当者帰っちゃったから、冷凍室は鍵かかてるし氷どうすんのとドタバタして、しかし、無事出航、多少うねりは残るが、凪ぎみたいなもんで、八幡大菩薩樣竜神樣ありがとうございますの釣日和とあいなりました。
鱚釣や富士白くして海青し
すぐ、右舷でキスがかかり、これが良形♪去年はピンからキリまでのピンピンギスばかりだったが、今年はキリに近いキリキリキス。九時過ぎから海が暖まってきたのか、食いも活発、ぶるぶるの引き応えを満喫。
鮎丸の良さは、PTAの婆あのように、あれしろこうしろと、はい竿上げて、ハイ竿下げて、竿上げないで竿下げてと、あちゃこちゃ独楽鼠のように走りまわらずに、のんびり釣人の釣りたいものを釣りたい方法で好きに遊ばせてくれることであり、小坪の海の良さは、入れ食いの時も稀にあるが、ポツポツとせわしくも飽きもしない間隔で、ちゃんと誘いを工夫すれば、十目くらいいろいろな魚釣が楽しめ、しかも美味いことでる。キス釣なのに、マルイカやってるやつもいれば、メバル狙いの馬鹿もいれば(いねえって、根じゃないんだから)、カワハギ狙いもいるしで、ジャリメにサバにアサリにオキアミにと下手の考え休むに似たりの釣馬鹿どもを、海に突き落とすことも、マイクでどなりまくることもせず、釣は、良形のシロギス家族分は誰も釣れるほど釣り、ヒイラギ、メゴチ(これが捨てるに惜しいサイズで、刺身がまた美味い♪)、イイダコ、チビのヒラメとか、カマボコ御用達の魚とか、小坪五目の醍醐味満喫の半日でごわした。
半日というのは、番屋で午後からバーベキューをやったからで、サザエの壷焼き、生シラス(美味いのお♪)、シラスの釜揚げ、ヒラメの刺身、釣ってきたキス、メゴチの刺身で舌鼓をカッポンカッポン打ち捲り、仕上げはヒラメとメゴチの粗の出汁に豆腐と葱と、贅沢にも生シラスをどんぶりでぶちこみ、浜鍋で、これが絶品の〆でごわした。
ピンギスも今年はキリギスとなりぬ
臭メゴチ釣つたら早く捨てろよな
うしお汁作る番屋に鳶の舞ふ
五月四日は、延期で流れたアマダイ根魚五目に再挑戦!寝魚にならずに起きて掛かってね。
船長、臭メゴチを釣ってしまった副船長、本日はありがとうございました♪
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